Q) 筋筋膜性腰痛と診断され、仕事を休めず、痛みが毎日あるのですが、家での過ごし方など教えていただければ幸いです。
A) 筋筋膜性腰痛症であれば急性のものは普通1週間ぐらいで直ります。しかし生活習慣上筋肉の緊張がうまく取れない場合は痛みが持続することもよくあります。その場合は筋肉の緊張を除くための治療を行います。筋肉は痛みを感じると収縮を起こします。収縮が長く続くと乳酸が産生されそれがまた痛みの原因になります。この悪循環をどうやって断ち切るかが鍵です。牽引療法、コルセット療法、薬物治療、温熱治療などがあります。治療法によっては、継続的な通院が必要です。
  家での注意は、痛みを起こす動作は、極力避けることです。立ち上がりが痛ければ、周りの物を持ってでも痛くないようにして立ち上がる。前屈するなど痛みを強くする姿勢はとらないことです。
 腰部の筋肉の緊張は、膝を曲げると曲げた側の腰部の筋肉は緊張しにくくなります。立位で静止しているときは、足を台の上に乗せ、膝を屈曲しているほうが腰の負担が少なくなります。就寝時も側臥位で膝を曲げて寝るか、仰臥位で膝の下に布団などを入れて膝をまげて寝ることが必要です。畳に座るときは、胡坐(あぐら)はよくありません。正座のほうが腰の筋肉の緊張は少なくなります。ソファに座るときは脚を組んで座るほうが腰の負担は軽減されます。などいろいろな注意が必要です。